更新日:2011年09月30日
投稿者:荒井 正晴
クラウド(コンピューティングサービス)という言葉をよく聞くようになりました。
パソコンのデータを自分のハードに落としておくのではなく、インターネット上のサーバーにデータを保管しておくシステムのことです。
この方法だと、インターネットにつなげられる携帯電話からでも、そのインターネット上のサーバーにアクセスすれば.自由にそのデータは見ることができます。
当然パスワードなどを設定しておく必要がありますが。
我が事務所でも一部でクラウドを利用しております。
どこからでも確認できることは素晴らしいことで、わざわざ事務所に戻ってデータを確認する必要はなく、外からそのサーバーへアクセスしてみることができるため、とても便利です。
また、ソフトの更新も不要ですから、手間も要りません。
先日の新聞によりますと、全日空では客室乗務員全員にアップルのi Pad を支給するようです。
このi Pad からクラウドを利用するためです。
i Pad の本体経費だけでもかなりかかるのに、逆に年間で2億円の経費削減効果があるとか。
いままで業務手順や安全対策などのマニュアル本を紙ベースで配布していて、更新のたびに印刷していたようです。
そのマニュアルをクラウドのサーバー上に載せることで、i Pad を利用してサーバーにアクセスすることにより、
瞬時にマニュアルの内容を確認できるため、重いマニュアル本を持ち歩く必要がなくなり、また印刷する経費を節減できるとのこと。
そして、動画や音声を活用した自己学習ができ、集合訓練の手間を減らせるようです。
なるほど、i Pad 購入費用以上を毎年節減できるとなれば、とてもよい方法です。
今後このように業務の効率化と経費節減効果により、クラウドはどんどん活用されていくのでしょう。
もっともっと使いやすくなれば、自社でサーバーを持つ必要がなくなります。
荒井