更新日:2012年05月09日
投稿者:荒井 正晴
今年のゴールデンウイーク中は様々な出来事がありました。
バスの事故、竜巻、登山での遭難などなど
人災や天災などで、あまり明るいニュースがなかったように思います。
やはり明るいニュースは、ニュースになりにくいのかもしれません。
そこで、4月29日の新聞に掲載されていました記事を紹介します。
福島の児童養護施設に男性が現れ、88万円が入った茶封筒を渡して立ち去ったという記事です。
「まもなく、こどもの日福島の未来を担う子供さんたちのために使ってください」と添え書きがあったようです。
なぜ88万円かというと福島第一原発の賠償金は、福島の一定の地域に住む大人には
一律8万円が支給されたそうです。(子供には40万円が支払われているようです。)
手紙には 「東京電力から8万円の賠償金が送られてきた。様々な事情で賠償金の恩恵
に浴せない子供さんたちがいることも知った。私たちの思いとして11名分を送ります。」
とあり、差出人に 福島の獅子 とあったそうです。
子供への賠償金は大人にまとめて送金されているそうで、施設に預けているなど家庭の
事情のある子供に直接届かないケースもあるんですね。私は知りませんでした。
1年以上前にもタイガーマスクから施設にランドセルなど届けられたニュースもありました。
せっかく心温まるニュースも、人災や天災のニュースで話題にならなかったのが残念です。
荒井