更新日:2012年06月13日
投稿者:荒井 正晴
なにげなく一昨夜テレビを見ていたら、NHKの 「プロフェッショナル 仕事の流儀」 が流れていました。
必ず見る番組ではないのですが、好きな番組の一つです。
天ぷら職人 早乙女哲哉 66才
天ぷらに対する哲学をお持ちの方で、天ぷら職人なんてあまり聞かない呼称ですが
本当に職人というのがぴったりな感じで見ていました。
日常に天ぷらを食べることなどめったにないので (定食についている天ぷらはありますが)
本格的な天ぷらがどんな味をして、触感がどんなものなのかわかりませんので、一度は行ってみたくなりました。
広告宣伝は抜群で、公共放送であるNHKはこの天ぷらのお店をこんなに持ち上げていいの?
なんて関係ないことまで考えてしまいました。
ネットで調べてみますと、ランチは1万円から 夜は1.5万円からのようです。
ちょっとびっくり、かなり高いんですね。
TVではお客様が列をなすような光景はありませんでしたが、きっと今は予約が取れないでしょう。
巷では焼肉屋とかラーメン屋、中華料理屋などなどありますが、天ぷら専門のお店は珍しいと思います。
リーマンショック以降、飲食店の売上は伸び悩み、閉店する店も増えている中で絶えず続けて行くためには
やはり何かしら哲学的なものが必要なのでしょう。
番組の中でプロフェッショナルとは何か の問いに
うまいね って言われたら そうやって作りました。って そういうのがプロ。
出来上がりも、できる前からわかってるし、出来上がったものも自分でわかる。
なるほど、この早乙女哲哉氏は、誰もが簡単に到達できない違う次元で仕事をしている感じがしました。
とにかく一度は行ってみたいお店でした。
荒井