更新日:2023年07月03日
投稿者:荒井 正晴
今週7月2日に中野サンプラザが閉館されたとのニュースがありました。
ここ市川に住んでいると中野は遠い場所で、なかなか行く機会はありません。
東西線に乗れば乗り換えなしで、1時間もかからずに行けるのですが、ほとんど行きません。
最後に行ったのは、たしか30年以上前にコンサートで訪れた時でしょうか。
それ以来、JR中野駅に降りた記憶もありません。30年はかなり遠い昔です。
この閉館のニュースは、中野サンプラザがイベント会場であったがためにニュースになっている
わけで、いま東京都心ではコロナ以前からかなりの商業ビルが取り壊され、新築されています。
仕事柄、取り壊されているビルを見るとまだ使えそうなのに と思いながらその傍を通り過ぎます。
この中野サンプラザにしても50年の歴史とあります。あの建物は鉄筋鉄骨と思われ、少なくとも50年で取り壊すほど老朽化しているわけでもなく、まだまだ使える構造に違いありません。
しかし、建築当時と今の建築の容積率の変化や再開発など需要の見込みを考えて、建て替えになったことでしょう。
日本は地震大国であり、高温多湿の気候条件もヨーロッパと異なりますので、建てては壊し、そして建ててを数十年のサイクルで繰り返す。これはこれで仕方ないことなのでしょう。
ただ、あれほどの建物の取壊費用もどの程度かかるのか、その費用もかなり高額になることは間違いありません。
荒井