更新日:2011年10月04日
投稿者:金子 俊彦
今日、今年の春に、北極圏で観測史上最大のオゾンホールが出現したとの記事を見ました。
失われた量は、オゾン層全体の約40%で、場所によっては、最大80%が失われたそうです。
フロンガスの生産・消費が規制されてから既に20年以上経ちますが、
オゾン層の破壊は、いまだに続いているのでしょうか。
そう思い調べてみますと、オゾン層が破壊される原因は、フロンガス以外にも、
低気圧の渦の大きさや温室効果ガスの影響などいろいろな要因があるようです。
ただ一方で、国立環境研究所は、2020年ごろから南極のオゾンホールは、縮小をはじめ、
2050年ごろに消失するという予測結果を発表したという事ですので、一応改善の方向に向かっている様です。
とはいえ、オゾンホールが回復するのに数十年以上かかるということで、
一度破壊された自然は、なかなか元に戻らないというのは、本当なのですね。
金子