更新日:2012年06月25日
投稿者:金子 俊彦
あまり、ニュースのトップページになっていませんが、
6月20日にレンタルサーバ大手のファーストサーバで大規模障害がおこったという事です。
障害の内容は、ファーストサーバ上にアップロードしたデータが全て消えてしまい、
データ復旧も全く不可能な為、初期化したとの事。
影響は、官公庁を含め、約5000社という事です。
原因は、今日の中間報告では、メンテナンスの為に作成した更新プログラムに不具合があったと発表がありました。
通常は、バックアップデータを取っているのですが、今回はそのバックアップデータごと消失したそうです。
あとは、各自が保存しているバックアップデータによる復元しかできないそうです。
ということは、もし、企業がバックアップデータを取っていなかった場合は、もう完全にアウトです。
ファーストサーバ側の損害賠償は、あくまでサービス利用料が限度ということなので、
被害を受けた企業は、ほぼ泣き寝入りということでしょうか。
弊社でもデータの共有化ということで、事務所内のサーバにデータを保管していますが、
もし、このサーバのパソコンが壊れ、データが復元不可能かと思ったら、
かなり影響が大きいと思います。
やはり、こまめにバックアップデータを外部保存しておくことは、重要だと改めて思いました。
金子