更新日:2013年02月08日
投稿者:金子 俊彦
先月行われたセンター試験の国語の平均点が過去最低点の101.04点で、
去年より約17点も低くなったそうです。
第1問に小林秀雄の作品が出て、この文章が難解なのと、
過去の問題と傾向が全く異なっていた事が要因の一端の様です。
ただ、個人的には、今の大学受験が予備校を行くことを前提としていて、
過去問の傾向から問題を予測しなればならない、
まさに試験を通る為の勉強をしなければならないといったことに疑問を感じます。
本来、国語の成績が良いのは、本をたくさん読んだりする様な人なのじゃないかなぁと
思います。
受験を合格する為のテクニックばかりが先行して、
読書をする楽しみを理解できないまま、思春期を過ごし、
結果、大人になったら、読書を全くしなくなってしまうのではないでしょうか。
最近、私も久しぶりに本を読む様になりましたが、
明らかに昔に比べ、理解力が低下してるような気がします。
やはり、そういう意味でも若いころに色々な読書をするべきかなぁと思いました。
金子