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法律作成ミス

更新日:2013年05月31日

投稿者:金子 俊彦

昨日の30日午後、麻生財務相が緊急会見し、

今年の3月29日に可決された25年度税制改正の条文に誤りがあることを発表しました。

 

問題の箇所は、バリアフリー改修にかかる投資減税についてで、

25年度税制改正大綱では、25年1月~26年3月までの間の減税可能額15万円、

消費税の増税に合わせて、26年4月1日~29年12月までの間の減税可能額を20万円に増やす予定でした。

それに対して、実際の条文では、25年1月~26年3月までの間の減税可能額も20万円になってしまっているという事です。

 

この問題について、財務省は、法律が既に公布されてしまっている事や、納税者の不利にはならない事から

現行の条文通りに25年1月から減税可能額を20万円として実施する旨を決めたそうです。

 

これにより、1件当たり5万円の税収減、対象となる工事が約2000件として、

最大1億円の税収減の可能性もあるという事です。

  

原因は、職員の不注意ということですが、

自分でも偶に条文を調べてみて、括弧が多用され、

主語がどこに続いているか非常に分かりづらかったりします。

大学の時にも法律を学ぶ前に条文の読み方から先に教わった様な気がします。

もう少し、一般の人にも読める様な文章の書き方にならないのかなと思いました。

 

金子

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