更新日:2014年05月30日
投稿者:金子 俊彦
東京都内のNPO法人が不動産のオーナーと一緒に
物件に猫が付いてくる猫付きマンションの取り組みを行っているそうです。
これは、引き取り手の出にくい成猫をマンションの入居者に提供し、
入居者はペットを飼ったときがなくても猫と一緒に住めるということです。
なかなか評判がよいようで、マンションの空室率の改善にも役立っているとか。
先日、ちょうど事務所内でマンションの空室率改善の本を廻し読みしたところで、
やはり、今後ますますマンションの空室率改善は、不動産経営の重要な課題となっていくのかなと思いました。
なにかマンションに付加価値をつけなければ、なかなかマンションの空室率は改善されないと思います。
その中で、一つの試みとして、猫付きマンションは、面白いのかなと思いました。
ただ、当然、ペットが部屋に住むため、工夫しないと部屋の傷みも進むでしょうし、
退去時クリーニングの費用もかさむと思います。
また、周辺の住人にも配慮しなければならないでしょう。
こういったデメリットもあると思いますが、ただ空室が増えていくのを手をこまねいているよりは、
いいのかもしれません。
金子