更新日:2012年08月31日
投稿者:武次 洋一
東京スカイツリーが開業してから今月の29日で100日を迎え、来場者数が1,666万人に達したとの発表がありました。
東京ソラマチなどの来場者数の年間目標が3,200万人ですので、もうすでに半数を突破したことになります。
運営する東武鉄道の株価は30日に440円と開業日に比べて13%上昇し、また、
周辺地域の家賃相場も上昇しているようで、正に注目の街と言えます。
ただ、ツリーに併設するイーストタワーのオフィスの入居率はまだ25%で、
オフィス街としての魅力はまだまだのようです。
また、地元商店街では開業後の客数が約3割減少したところもあり、
今のところ恩恵を受けているのは、ツリーにごく近い地域だけだとも言えそうです。
しかし、昨今の日本経済が停滞する中で、消費拡大の起爆剤としての役割は見事に果たしたと思います。
この勢いが今後も続くことを願っています。
武次