更新日:2012年01月16日
投稿者:滝澤 一志
最近読んでいる本はこれです。
小説フランス革命(文庫版)です。
文庫版だと全9巻になります。
私自身フランス革命といえば市民が王族、貴族を倒したぐらいの認識しかなく
どういう背景でなぜ起きたのかや、誰がどうしたとかの記憶は皆無に近かったです。
記憶を振り絞るも、思い浮かぶのは「ベルサイユのばら」あたりしかなく
そのベルサイユのばらのストーリーもよく覚えていない。
ここは一つじっくり読んでみようとなったわけです。
このブログを書いている時点で4巻まで読んでいますが
小説と冠するだけあって、色々な登場人物の視点で描かれています。
フランス国王、第一身分である聖職者、第二身分である貴族、第三身分である平民
それぞれの思惑があり、それぞれが色々な策を講じているのがよくわかります。
そして現代社会へと続く国家や宗教、人権などへの考え方の礎となるものが
このときに築かれているんだなぁと感心します。
4巻までではルイ16世もまだ健在、教会改革を成し遂げようというところです。
続きが気になります。
滝澤