更新日:2012年04月23日
投稿者:滝澤 一志
「グリー」「モバゲー」といえばCMを見かけない日はありません。
今はそれぐらいソーシャルゲームが急成長しているということですね。
ニュースにも載っていましたが
2011年10~12月期の課金売上高はグリーが約380億円、モバゲーが約290億円だとか。
ものすごい金額です。
しかも課金売上高とはいうのはほとんどがゲームをプレイするための料金ではなく
無料でできるゲームのなかで有利に進めるためやレアアイテムをゲットするために支払うお金なのです。
この課金システムがよく出来ていて、あの手この手で課金を促してくるわけです。
またソーシャルゲームですから他の人と交流するので
仲間内で課金していないのは自分だけとか、みんなのために課金しようとか
様々な理由で課金することになっていくのです。
ここまで規模が大きくなると既存のゲームメーカーも当然ソーシャルゲームを重視するわけで
ゲーム大手のコナミなどはすでに通常のゲームソフト売上をソーシャルゲーム売上が上回っているようです。
さらには家庭用ゲームにも課金システムが導入されていこうとしています。
ただしIDや課金アイテムを交換しようとして詐欺にあったり
現実世界でIDやアイテムを売買するリアルマネートレードの問題があったりと
さまざまな障害を抱えています。
現実世界でのお金持ちがゲームの中でも強い偉いとなったらゲームの魅力は半減です。
子供がお金をかけずに努力することで強くなれたり、楽しめたりするゲームを作ってほしいものです。
滝澤