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完結しない商法

更新日:2012年06月22日

投稿者:滝澤 一志

最近読んだ小説について非常に憤りを感じています。

上・下巻の2冊の小説で、内容としてはテロリストVS国家権力みたいなお話なのですが

下巻を半分ぐらいまで読んだあたりで「残りのページ数でちゃんと決着がつくの!?」

という危機感を持ち始め、結果的にまったく決着がつかないという結末に・・・

 

あとがきには、こう記載ありました。

本国(アメリカ)では続編が発売中である。(日本での発売は未定)

ハリウッド映画化が決定である。

 

続編があって完結しないなら、最初からそう書いといて下さい!

帯にプロゲーマーを起用して謎のコメントを載せるぐらいなら

シリーズの第一部であることを明記して下さい!

 

一昔前からこの手の商法が流行りはじめた気がします。

人気海外ドラマでも、シリーズ1だけではまったく謎が解決しないとか

日本のドラマでも最終回でまとまらず、続きは映画でとか

もう本当にやめていただきたい!

 

この小説にしても完結していないなら、買うつもりはなかったです。

続編が出るにしても1年後とかだと話の内容は忘れてしまいますので

完結まで一気に読みたいのです。

 

この完結しない話を映画化するのでしょうから

当然映画も1回では完結しないのでしょう。

 

この完結しない商法は、お金は儲かるのかもしれませんが

作品が高く評価されることはないと思います。

これからよく調べてから購入するしかないのでしょうか。

 

滝澤

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