更新日:2012年07月10日
投稿者:滝澤 一志
自転車競技に興味がない人でもツール・ド・フランスの名前は聞いたことあるでしょう。
世界最高峰の自転車ロードレースです。
今年は6/30~7/22の23日間(休息日2日)、プロローグを含め21ステージでフランスを一周(約3500㎞)します。
すでに昨日までで9ステージ行われており、夫婦で観戦していますが白熱したレースとなっています。
このレースにはほかのスポーツにはない魅力がたくさんあります。
その1つはチーム競技であることです。
1チーム9人で参加して、チームのエースを勝たせるために、ほかのメンバーはアシストとしてサポート役に徹します。
エースがパンクしたり、落車したりすると、アシストメンバーはエースを待ちます。
食べ物や飲み物をエースのもとへ運んだりもします。
チーム競技であるにもかかわらず、ほかのチームと利害が一致すると協力したりもします。
走りながら話し合って作戦を立てることもしばしば。
有力選手にトラブルがあるとライバル選手も待ったりする紳士的な一面もあります。
レース中に飲み食いもするしトイレもします。
地元の選手などは止まって家族や親戚と抱き合ったりと結構自由です。
より観戦を楽しむためには、こういったレース以外の部分を知ることと
決められたルールのほかに存在する紳士協定を知っておくことをお勧めします。
「ロードレース」「暗黙の了解」で検索すると出てきますので、興味がある方は見てはどうでしょうか。
日本ではテレビ放送もどんどん減り、今ではJSPORTSチャンネルでしか見れません。
今年は日本人も参加しているのに、日本では全然盛り上がっていません。
日本は自転車の所有率も高い自転車大国であり、競輪という日本発祥の競技もあるのに
自転車ロードレースは人気が出ないのは何故なのでしょうか。
民放でも放送するぐらい人気のスポーツになってもらいたいです。
滝澤