更新日:2012年09月21日
投稿者:滝澤 一志
もうすでに終わっていますが
紀伊国屋書店新宿本店で7/26~9/16の期間に「ほんのまくら」という
フェアを開催していたようです。
どのような内容かというと
作品名や作者を記載せず、その本の冒頭の一文をデザインした手作りカバーを
かけての販売という、何とも斬新な内容です。
このフェアがネット上で、本の闇鍋として評判になり
当初の販売目標750冊を大幅に超える約18,600冊という
驚異的な売り上げを記録しました。
言われてみれば、私自身も本を選ぶときに
タイトルから受ける印象やこの作者のはいいやとか
変な制限を設けて選んでいたように思えます。
冒頭の一文のみで選ぶのもリスクが高そうですが
その当たりはずれを楽しむのも、このフェアの楽しみの一つですし
実際返品もほとんどなかったようです。
さらには答え合わせをしてほしいという要望が多数あり
9/17~9/23まで作品名と作者を明かして展示しています。
これだけ好評だったのだから、近いうちにまた開催するでしょう。
そのときには参加したいと思います。
滝澤