更新日:2012年10月10日
投稿者:滝澤 一志
前日のブログでもとりあげられたノーベル医学生理学賞ですが
山中教授と共同受賞したジョン・ガードン博士について
子供のころは落ちこぼれだったというニュースが流れています。
15歳当時に通っていたイギリスの名門校での通知表で酷評されていたようです。
「破滅的な学期だった」
「教師の言うことを聞かず、自分のやり方に固執する」
「科学者を目指すようだが、本人にとっても教える人にとっても完全な時間の無駄」
などとても15歳の子供に向けた発言とは思えない内容です。
この年の生物学の成績は250人中最下位だったとか。
有名な科学者でも似たような話を聞いたことあるなと思い調べてみると
アインシュタインも教師に退学を勧告されるほどの落ちこぼれ
ニュートンも学校の最低クラスへ格下げされるほどの落ちこぼれ
もしかすると偉大な科学者は、発想が斬新すぎて一般人には理解できないのか
普通の学生時代を送らないことが多いようです。
自分のやり方に固執する、というところにも成功のカギがあるのかもしれません。
そもそも新しい発見をするには、既存の知識に疑問をもつことが必要でしょうから
偉大な科学者というのは、落ちこぼれと評価されてしまう人のなかに埋もれているのかも知れません。
滝澤