更新日:2013年02月07日
投稿者:滝澤 一志
少し前からニュースになっているのですが
2月16日に小惑星が地球の近くをとおります。
宇宙観測史上最も近くなるということで注目をあびています。
その距離は地球から2万8千キロ。
2万8千キロと言っても実感は湧きませんが
月までの距離が約38万キロ、人工衛星がある静止軌道が3万6千キロ
と比較するとその近さが分かりますね。
専門家の話だと地球に衝突する可能性はないらしいのですが
少なくとも人工衛星にはあたる可能性はあるのではと思ってしまいます。
各国の人工衛星は、すべて軌道計算して避けるということになっているのでしょうか。
ちょっと調べてみると、現在の人工衛星の数は約6千個もあります。
それでも小惑星と人工衛星が衝突する確率は限りなくゼロに近いのでしょう。
当日に何事も起きないことを祈ります。
ちなみに最接近とはいえ小惑星の直径は45メートルなので
肉眼でみることはできないそうです。
滝澤