更新日:2011年06月28日
投稿者:滝澤 一志
最近、我が家ではテレビを見なくなってきました。
では今までテレビを見ていた時間に何をしているかと言えば、パソコンで動画を見ています。
有料、無料を含め多種多様な動画サイトがあるので見たいものが見つからないということがありません。
テレビとの大きな違いは「見たいジャンルの番組だけを見たい時に好きなだけ見れる」というところにあると思います。
またテレビ番組自体がつまらなくなってきたということもあります。
どの局も似たような番組で過去に見たようなものばかり、さらには動画サイトで人気の高い動画を放送する番組まで増えくる始末。
テレビの何がいけないのかを考えてみるとテレビのシステム自体に限界があるのでは思います。
私のうろ覚えのテレビの歴史としては
多くの電化製品と同様に当初は軍事技術として開発されていたようですが
使用用途がテレビ電話のようなものしか思い浮かばずに、一般向けの商品にはならないだろうと思われていました。
ところがどこかの誰かが広告の媒体として使えるのではないかと考えだし
スポンサーが番組作成費用を出すことで無料で見れるというシステムを作り出しました。
この無料で見れるという利点により爆発的に普及するわけですが
スポンサーの意向を無視して番組を制作することができなくなってしまいました。
このスポンサーのシステムのせいで番組が同じようなものになってしまうのではと思います。
普及させることには有効なシステムだったのでしょうけれど
現在では前述したように動画サイトでより便利に見れるシステムができてしまいました。
私自身も見たい番組・好きな番組にお金を支払って見るというほうが直接的でよい気がします。
動画サイトは大画面で鮮明な映像を映せない・音が悪いといった不便性もありますが
そこが解消されるとさらにテレビ離れが進むでしょう。
相当な努力がないとテレビの将来はないかもしれません。
滝澤