更新日:2023年05月19日
投稿者:滝澤 一志
5月6日から自転車ロードレースの3大グランツールの一つである、ジロ・デ・イタリアが始まりました。
楽しく観戦していましたが、ついに恐れていた事態が起こってしまいました。
今大会の優勝候補でもあり、昨年の世界選手権のチャンピオンでもあるレムコ・エヴェネプール選手が
新型コロナウィルス感染のため、リタイアとなりました。
レムコ選手は第1ステージの個人タイムトライアルで圧倒的な力をみせ、
マリアローザ(総合一位の選手が着るジャージ)を獲得。
その後一旦は手放すも、第9ステージの個人タイムトライアルで再度勝利し、マリアローザを奪還。
これからの山岳コースで、ライバル達とどう戦うかワクワクしていた矢先のリタイアでした。
レース開幕前からほかのチームでもコロナ感染のニュースがあり、メンバーの入れ替わりなどあったようなので
まだ海外でもコロナウィルスは収まっていないのだなと思っていました。
レース開幕後もちょこちょこコロナでリタイアする選手がいたので、心配をしていたのですが
まさかチャンピオンジャージを着用している、優勝ド本命の選手がリタイアしてしまうとは・・・
ほかの有力選手も一部リタイアしていっているので、今回のジロ・デ・イタリアの楽しみが
だいぶ失われてしまいました。
日本では5月8日から5類に変更に伴い、公的機関での感染者の発表はされていませんので
現在どれくらいの感染者がいるのかは分かりませんが、恐らく収まっていないのでしょう。
重症化しにくいとはいえ、スポーツなどのチーム競技には、まだまだ影響を及ぼすのかも知れません。
滝澤