テニスラケットをめぐる姉妹のやり取り
更新日:2017年06月15日
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こんにちは
今日は昨年愛媛に帰郷した際に起きた出来事を書きたいと思います。
昨年11月、家庭の事情で愛媛に一週間ほど帰郷しました。
3日ほどでひと段落し、落ち着いたので父と母と叔母さん(母の妹)と私の4人でテニスでもしようとなりました。
父と母はよくテニスをしているのですが、叔母さんは20年以上ぶりのテニスとのことで、久しぶりのテニスをとても楽しんでいる様子でした。
特にラケットが昔と比べて性能がよくなっているとのことで、何度もラケットの名前を確認していました。
叔母さんに貸したのは「バボラ」というラケットで、昔はあまり有名なブランドではなかったそうです。
翌日、自宅がある大阪へ帰る叔母さんを送るため、松山空港まで送りました。
空港のラウンジで一休みしていると、叔母さんが
「大阪帰ってもまたテニスやりたいなぁ」と言い出しました。
叔母さんは紙とペンを出して、
「あのバボラってラケットはどう書くの?」 と母に聞きました。
私はきっとアルファベットの綴り(BABOLAT)を聞きたいのだと思いました。
しかし母は大きい声で
「バ・ボ・ラ」
と叔母さんに言いました。
それを聞いて叔母さんは
「カタカナでも店員さんいいえばわかるか」
と言ってメモを取っていました。
叔母さんの書いたメモには
「ビ・ボ・ラ」
と書いてありました。
なかなかの姉妹だなと思いました。
佐々木 良道