更新日:2020年01月22日
こんにちは、佐々木です。
毎年1月の連休には、家族でスキーに行きます。
うちの父は、冬になると雪山にこもってスキー修行をするので、それに家族みんなでついて行くというのが、かれこれ10年続いています。
このスキー合宿には、家族のみならず父の昔の同僚のスキー仲間も集まったりします。
父のスキー仲間でMさんという方がいらっしゃいます。父の同僚なので70歳くらいの方
なのですが、なかなかの曲者なのです。
お昼には日焼け止めを塗らないと、お肌に悪いと他のスキー仲間に言われ、顔が真っ白になるほど塗りたくり、食堂で外人さんから「OH、芸者!芸者!」といって社員を撮られてました。
その夜は、スキー仲間のIさん、この方はちょっと多趣味なおしゃれなおじさんで、この日も最近料理に凝っているという話をされていました。
とくにパスタにこだわっているらしく、ゆで時間について力説されてました。
「パスタはゆで時間が一番大事なんだ!あのパスタを最高のゆで具合の状態のやつ...、何ていうんだっけなぁ~」
正解はアルデンテなのですが、
おじさんたち、「あぁ、何だっけ。」と皆苦悶の表情です。
僕はすぐに答えがわかったのですが、皆さん人生の大先輩ですし、仲間で盛り上げているので、横から何か言うのもどうかなと思い黙っていました。
しばらく沈黙が続いた後でした。Mさんが閃いたという感じのテンションで言いました。
「あ、うどん!?」
これには流石に僕も
「パスタをどんなにゆでても、うどんにはならない!!」
と人生の大先輩に突っ込んでしまいました。
スキーというスポーツを通じて、人生の大先輩とお話できて、突っ込めるいい会なので
今後も参加したいと思います。
佐々木良道